日本海洋学会教育問題研究会
海の砂漠の不思議に迫る!
~栄養の少ない熱帯・亜熱帯海域の生物活動が地球環境の鍵を握る?~
熱帯・亜熱帯の暖かくてきれいな海は、地球の表面積の約半分を占めています。この広い海域は、
植物プランクトン(海の植物)の量がとても少ないため、陸の砂漠になぞらえて「海の砂漠」と呼
ばれています。海の砂漠では、植物プランクトンが成長するために必要な栄養成分の量が極めて少
なく、通常の分析方法では測定できないほどのレベルです。しかし、最新の技術によって、海の砂
漠の中の栄養成分の濃度を測れるようになりました。その結果、海の砂漠の中でも場所によって栄
養成分の濃度が違っていること、その違いが海の生態系や気候変動と深く関わっている可能性があり、
地球環境を知る上でとても重要であることなどが分かってきました。
今回のサイエンスカフェでは、最新の研究によって明らかになってきた「海の砂漠」の栄養成分
の動きと生物活動の実態について解説します。
理系の人だけでなく,”自称”文系の人のご参加を歓迎します♪
話題提供: 橋濱史典さん(東京海洋大学)
進 行: 川合美千代さん(東京海洋大学)
日 時: 平成26年3月30日(日曜日) 10時00分-12時00分
場 所: ヴァージンカフェ品川
東京都港区港南1丁目9番32号 アレア品川別館207 TEL:03-6718-2466 地図はこちら
参 加 費: 無料 (飲食は個人でご購入願います)
定 員: 定員:25名程度(多数の場合は先着順),高校生以上対象
事前申込: 不要
準備の都合から,事前に参加予定を連絡していただけると幸いです。 ただし,席を保証できません。
また,話題提供者へのご質問を事前に承ります。
お問い合せ先:
ツイッター: @JFNaoki宛
E-mail: medusae@cc.saga-u.ac.jp (WEB担当:藤井直紀)
facebookページ「海のサイエンスカフェ」を始めました!